3年前に始まったボストンの箏教室。作曲家であるK氏が自宅をレッスン場にと提供してくださり、その上レッスン、生徒にレンタルするための楽器も全て購入、立奏台は手作り、始めるにあたり6人の生徒さんまで集めてくださり、私はただそこに行ってレッスンするだけという、とても恵まれた状況で始まりました。月に一回のレッスン、殆どが初心者の生徒さん達は、1ヶ月あいだがあいてしまうといつの間にか自己流に練習してしまって、次のレッスンで戸惑ったり、一からとは言わないまでも、前回のおさらいからはいると1時間があっという間。中には往復4時間掛けて運転していらっしゃる70歳を超える方もいらっしゃいます。毎週とか、月に2,3回レッスンを受けられる人たちとはかなりハンディがありました。昨年から生徒さんが増え始め今は14人。せっかくだからとおさらい会を強行。参加者は10人、8人で合奏の”Okoto"も含め計10曲。

コンサートの前には”もうできない”、と弱気になったり、緊張したり、いろいろでしたが、終った後の高揚して少し赤くなった生徒さん達の笑顔が何より嬉しかった。。日本で少し習っているある生徒さんは古典や宮城曲が好きで、そういう曲を中心に勉強したいと言っていたのにコンサート後、”沢井の曲がやってみたいです!あんな音が出るようになりたいです”と言ってくれたり、ちょくちょく日本に長期滞在する生徒さんが、日本にもお箏を買っておいて、日本にいる間も練習します、と言ってくれたり、こんなに幸せな気分になった日は久しぶりでした。箏を演奏する事の楽しさを感じてもらえたことが何より嬉しい一日でした。^^
